ゴー宣ジャーナリストブログ・日曜版!
毎週日曜日は、ブログの掲載本数が少なめになるのが多いので、日曜にレギュラー以外の方々の投稿を掲載していこうと思います!
公論サポーターのぼうずと申します。その名の通り、寺の和尚です。
12月18日のよしりん先生のブログ
『来年の愛子さま運動は「啓蒙」でなく「祭り」で行く。』を読み、
7月23日の愛子さま祭りの興奮がよみがえりました!
ワクワクです!
確かにボクも、高森師範の皇統史や倉持師範の法的解釈がフムフムなるほどって頭に入るぐらい、
知識が増えたと思えます。(弁護士ゴーさんのもね)
でも、その知識でもって、周りの人たちを啓蒙していくのって難しいですよね。
相手によってはただの知ったかぶりと取られちゃうし、
順序立てて話そうとすれば、時間や言葉を費やさないといけないから、結論までが長くなっちゃう。
『人に1伝えるには10知っていなければいけない』なんて聞いたこともあります。
いずれにしても知識で伝えるってのは(必要だけど)大変です。
あとよくやっちゃうのが、自分の知識が高まれば高まるほど、
相手にも語彙力や理解力をついつい求めちゃう…ってやつ。
そこで、情の出番です。
人の感情や感性に訴えたり、繋がりを感じてもらえるように伝える。
#愛子さまを皇太子に!であれば、
愛子さまって神々しいよね!やっぱりオーラが違うよね!
あんな作文、オレたち書けた?それなのに女性ってだけで…酷くない?
みたいなのは、誰もが感じられるはず。
そして繋がり…
皇室との繋がり…
なんだか宮様詐欺のフレーズっぽいですが(笑)
ボクらの暮らしや文化に、皇室発っていっぱいあるよねって話です。
ボクが初めて皇室との繋がりを感じた(笑笑)のは小学2年生の時です。
自宅を新築した、上棟式(建前)での餅投げの時でした。
進行のおじさんの『そもそも餅投げとは、宮中における神事であり…』
みたいなセリフがなぜだか頭に残ったんです。
TVっ子だったので、TVに映る昭和天皇を思い浮かべて、
『テレビに出てる人と同じことしてるのか〜』程度の感覚でしたが、
以降、友人や親戚宅の新築の度に思い出してました。
和尚になってから、皇室との繋がりを感じ、語っているのは、
ご葬儀の時の戒名(ご法号)の話です。
『院号とはそもそも、平安時代、時の天皇さまが御譲位し法皇となられる際の尊称でした。
そこから、御崩御された時の御追号(おくり名)となり、皇室、摂関・将軍家へと広がり、
それが庶民にまで浸透していきました。』
と、葬送の文化・風習に皇室のしきたりが根付いてますよという話をさせてもらってます。
ただ残念ながら、上棟式なんて、最近はほとんど行われなくなっちゃいましたし、
院号戒名というのも「堕落した葬式仏教の象徴」と非難の的にされてますから、
それほどの機会も説得力もないのですが。(涙)
でもこんなふうに、自分たちのくらしの中で、皇室を感じる事が出来たら、
皇室や愛子さまの身に何が起きようとしているのか、もっと思いを寄せてくれるはず。
最後に、そもそも「祭り」とは、理とか知でなく、情や感といった願いを成就させる神事!
五穀豊穣は、農業技術の進歩を讃えるんじゃなくて、天に祈ることだし、
コンピュータの計算能力が上がり、どんどん天気予報が正確になったって、
「明日天気になって!」と願うのが人の常です。
愛子さま祭り!!
まさに、この運動に「祭り」はおあつらえ向きです!
【トッキーコメント】
結局のところ、「情」を切り捨てて「理」(のつもりのもの)だけでやろうとした人たちが行き着いたところが「Y染色体」なのだから、全くお話しにも何にもならないわけです。
「情」が正しく、「理」はその後からついてくるものだと思うべきじゃないでしょうか?
ぼうずさんには、寺の和尚という現場の話など、ぜひ聞いてみたいと思います。
次も楽しみにしてます!